smbclient (FreeBSD) 完結

smbclient (FreeBSD) 序章の訂正。序章の記事には恥ずかしい間違いがあったが、そのまま残す。smbclientが初めて本当に役に立った。

smbclientでtarを作る

次のコマンドでsambaサーバーのデータが一度に全てローカルマシンにバックアップできる。scriptなど作る必要はさらさらなかった。

fmv# smbclient //xa7e/public -Uuser名%password -Tc backup.tar
fmv# tar -xvf backup.tar

要するにsmbclientコマンドの最後に余計なパラメータを追加する必要はなかったのだ。序章ではそれに気づかず、ディレクトリの数だけ同じ作業を繰り返す羽目になった。

smbclient (FreeBSD) 序章

人が読むかもしれないと思うと、更新するのが辛くなるので、自分のメモがわりにする。FreeBSDのoperaでアクセスしているが、windowsから入るより少しもたつく。ところでこれ、どうやってhtmlの編集をするのか。(直接タグを挿入すれば良いみたい。どこかにcssを作った記憶があるがどうするんだったか)

サーバー切り替え

15年動いているsambaサーバーxa7eが異音を放っている。そろそろ寿命だと思う。faxサーバーmateはまだ11年だが、biosがおかしい。空きのある割り込み(int)が使えなかったりする。
2年ほど前にNECに電話したらもうアフターサービス対象外なので何もお答えできませんと言われた。今回、サーバー2台を引退させ、fmvをサーバーにして、1台にまとめる。電気代も少しは浮くだろう。

smbclientでデータを移動

smbclientでsambaサーバーのデータのtarをローカルホストに作ることができる。これは結構役に立つ。多量データのバックアップに使えるし、今回のように、サーバーの引越しにも利用できる。旧サーバーxa7eから新サーバーfmvにデータを移すのに
fmv> smbclient //xa7e/public -Uユーザー%パスワード -c’mget *’
これで良いかと思ったら、いちいち
Get file ファイル名 ? (y/n)
と質問される。冗談ではない。file数は少なくとも4000-5000はある。何千回も Yes Enter など出来るわけないではないか。それでも1回だけ試しにやってみた。そしたら
can not make file ファイル名
と怒られた。そうかrootでやらないと。ここは ownerがrootでした。それが分かっただけでも良かった。
fmv> su
今度はtarを作ることにする。
fmv# smbclient //xa7e/public -Uuser名%パスワード -Tc backup.tar *
これだと、一番上の階層しかtarしてくれない
fmv# smbclient //xa7e/public -Uuser名%パスワード -Tc backup.tar /
これでどうだ。全然ダメ。仕方ない。ディレクトリごとに
fmv# smbclient //xa7e/public -Uuser名%パスワード -Tc backup.tar /dir1
とする。今度はOK。まとめてやりたかったらスクリプトを書くか。しかし10年に1回ではスクリプトにする意味はないな。一つ一つやろう。出来上がったファイル backup.tarを、まず解凍テストしてみる。
fmv# tar -tvf backup.tar
すべてちゃんと入っているようだ。今度は解凍本番。
fmv# tar -xvf backup.tar
これを繰り返す。
fmv# smbclient //xa7e/public -Uuser名%パスワード -Tc backup.tar /dir2
fmv# tar -xvf backup.tar

※注意:再帰的にtarしてくれない時は、smbclientで
smb:\> recurse
とすると再帰モードになる。