dBASE3

1988年頃ヒダヤットの弟がアメリカ留学からインドネシアのパレンバンにdBASE3を持ち帰ってきた。ヒダヤットの会社は生産管理、給与管理、販売管理などすべてをdBASE3で組むことになった。弟がマニュアルをコピーしてくれたので、彼のパソコンを拝借してどんなものか試してみた。データベースという概念さえ全く頭になかったので、衝撃を受けた。これは素晴らしいかも、と思った。
おそらく、dBASE3はMS-DOSの歴史の中で一番優れたアプリケーションだと今でも思う。たった300KB位のソフトでデータベースに必要なことがすべて間に合った。

帰国した私は早速dBASE3を購入した。
今まで、ワープロと表計算で間に合わないことはベーシックを基調に一部機械語で独自ソフトを作って間に合わせていたが、この日からほとんどすべてがdBASE3に替わった。今のSQLよりずっとフレキシブルで、洗練されていた。dBASE3自体が優秀なプログラミング言語といっても良いと思う。ベーシックのように行き当たりばったりに、goto文であっちへ行きこっちに行き組み上げるというわけには行かず、しっかり構造を決めないとプログラミングが出来ない。これで、私のプログラミング技能が少しましになったと思う。しかしコンパイルするわけでなく、あくまでインタープリターだから、試行錯誤しながら頻繁に改善できる。足りない点があればすぐに追加し、確認することが出来た。

気に入らない点が一つあった。それは、印刷の機能が弱かったことだ。英文ならタイプライター式に文字と数字をTABで区切りながら並べてゆけば、結構見栄えの良いものも作れるが、日本語はそうは行かない。ただ、そこはデータベースという本来の機能とは別なので、文句を言うことではないだろう。私は罫線を引いたり、文字を大きくしたりする部分は、独自に書いて組み込んだ。

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